リン酸鉄リチウムイオンバッテリ2

■SUNECOは大容量2次電池の新しい姿を提案します。
身近な機器から社会活動を支えるインフラまで、様々な機器や設備をより高度なものにするためのキー・コンポーネントとして、電池に注目が集まっています。
これまでの電池の応用の中心は、携帯機器の電源が中心でしたが、自動車や住宅のエネルギー源、公共施設の電力設備など、より大きな電力より高い信頼性が要求される用途へと広がっています。
SUNECOは、大容量2次電池の新しい姿を提案する製品として、鉛電池をそのまま置き換える、より使いやすい形にパッケージ化して供給しています。

■SUNECOりん酸鉄リチウムイオンバッテリーの特徴
・高安全性、熱暴走しにくいPCBまたBMSが内蔵
・軽量、同じ容量は鉛蓄電池の1/3の重さ
・メモリー効果なし
・超長いサイクルライフ、同じDODで、ほぼ鉛蓄電池の八倍の寿命!
・低い自放電率、毎月3%以内の自放電率を維持
・環境にやさしい、重金属などの有害物質が一切不含有

■SUNECOはりん酸鉄リチウムイオンの正極材の精製から、セル、バッテリーモジュール(バッテリーパック)、BMS、複雑なバッテリーシステムまで一貫したサービスを行います。
ecpcell is a vertically integrated company IFRom raw materials through to cell and finished battery production.
LiFePO4 cathode material LiFePO4 Battery Battery Module Battery Management Unit Power Solution
りん酸鉄正極材 りんさん鉄リチウムイオンセル バッテリーモジュール(パック) バッテリーマネジメントユニット パワーソリューション

■SUNECOりん酸鉄リチウムイオン2次電池(円筒形)の安全性の対比 (右図は角形リチウムイオンバッテリーは蓄電システムに使用して膨張の失敗例)


■SUNECOりん酸鉄リチウムイオンセルモデル「ecocell」Lithium Ion Cell models:
◆ 容量タイプCapacity type :
・IFR18650EC-1.5Ah 3.2V1.5Ah ・IFR26650EC-3.3Ah 3.2V3.3Ah ・IFR22650EC-2.0Ah 3.2V2.0Ah
・IFR18500EC-1.0Ah 3.2V1.0Ah ・IFR14500EC-550mAh 3.2V550mAh
◆パワータイプLiFePO4 Power type:
・IFR18650PC-1.1Ah 3.2V1.1Ah ・IFR26650PC-2.3Ah 3.2V2.3Ah
◆リチウムイオンタイプ Li-ion cells:
・INR18650PC-2.0AH (5A) 3.7V2.0AH
●セル主要仕様 12V(12.8V)24V(25.6V)、36V(38.4V)、48V(51.2V)等バッテリーパック(モジュール)に関しては、りん酸鉄リチウムイオン1までご覧いただけます。
・ セルブロック毎に15本の26650セル内蔵
・ 優れたヒート拡散デザイン
・ バッテリ接続するためのPCBA 内蔵
・ 寸法:440×330× 44.5mm
こうした産業用蓄電システムは、出力電圧や出力電流、利用状況に併せてカスタム開発されます。
リチウムイオン2次電池を利用する上で、機器や設備を開発するエンジニアリング会社にとっての最大の懸念事項は、安全性の確保です
蓄電システムがカスタム開発される理由は、自社で納得して保証できる形で安全性を確保するためです。
の一方で、こうしたカスタム開発では、電池の深い知識が必要であり、このことが蓄電システムの事業の参入障壁を高める要因になっていました。
ecocellには、簡単に所望の蓄電システムを構成できるだけではなく、安全性を確保できる工夫を盛り込まれており、標準電池が満たすべき条件を備えています。

■バックアップ通信基地局に
海抜の高い山上などに設置したバックアップ用通信ステーションに


■小型医療機器、電動玩具、フロアマシン、ビデオカメラ、UPS電源等あらゆる鉛電池を代用したい場合に
業界における僅か 小体積の 12.8V1.0Ah 12.8V2.0Ah バッテリーパックとして、鉛バッテリーをそのまま代用できるデザインです。
・ 堅牢なケース
・ UL1642認証を取得したセル
・ Qualified built-in BMS

■バイオメトリック有権者登録(BVR)キット 12.8V16Ah電池パック
・ 堅牢なケース
・ UL1642認証を取得したセル
・ UN38.3承認された
■自立街路灯に
●主要仕様
雨の日が4~5日間が継続しても照明可能、詳細についてはソーラー街路灯までご覧いただけます。

●主要仕様 仕様書の請求はinfo@suneco-power.comまでまたお問い合わせフォームをご利用ください。


■SUNECOは、なぜ小さいセル(円筒形)ですか?
りん酸鉄リチウムイオンバッテリーにおいては、バッテリーパックの単位としてのセルは、小さいなセル(円筒形)と大きいセル(角形または円筒形)があります。
小さいセルは比較的に優位性があり、「ecocell」バッテリーは小さい円筒形セルを採用しています。
一つの大きなセルより、多くの小さいセルを並列した方が、エネルギ密度の改善、温度の均一化分布、蓄熱の拡散などの方面では圧倒的なメリットが見られます。
主に下記の3つのメリットがあります。
◆信頼性:一つの小さいセルが性能悪化してもより全体(バッテリーパック)に悪影響に及ばせない利点もあり、搭載先などへの動力提供は影響すくないですが、大きなセルは逆です。
◆エネルギ密度:円筒形セルが、有限なスペースにより多数のセルが並列て充填でき、最大限にエネルギー密度を向上させます
◆熱的性能:小さいセルの方が内部温度がより均一に分布され、内熱をより容易に抜出し、信頼性を向上させます
◆信頼性:りん酸鉄リチウムイオンバッテリーは一つの小さなセルが故障すると、バッテリーパックの容量を減らされます。しかし、単一に直列した大きなセルが故障すると、完全にパックを無効させてしまいます。
左図:青線は小さなセルの放電カーブ、赤線は大きなセルの放電カーブ
一つの小さなセルが故障すると、バッテリーパック容量がすこし減らし、大きなセルが故障すると、バッテリーパック全体を無効させる
左:小さいセルパックが20%壊す ⇒右図に、20%のセルが壊すと、モジュール容量は10%を滅失された。
右:大きな単一の直列セルが10%が壊す ⇒右図に 10%のセルが壊すと、モジュール容量は100%滅失された。
◆エネルギ密度:りん酸鉄リチウムイオンバッテリーは同じスペースには、小さいセルの方が多くパックできる利点があります、実用上、サイズを決められたケースが少なくなりません、ゼロから全く新しい設計品はともかく、
既存した箱あるいは決まっている容積の中に、改造あるいはアップグレード商品に関しましては小さいセルがより多く充填できるでしょう。
エネルギー密度の電池パックの利用可能なスペースは正確に大判セルを囲むことはほとんどありません、とスペースがあっても、長方形ではありません。したがって、現実には利用可能なスペースで、より多くの小さなセル、いくつかの大判セルをできるよりをパックすることができます。これは、大規模な形式セル(例えば:GMボルト)を使用するようにゼロから設計された製品についての心配の少ないですが、バッテリーが既に設計された製品(外刻まれたスペースに改造されなければならない場合には、有意差を作ることができます。
◆熱的性能:りん酸鉄リチウムイオンバッテリーは大きなセルは内部温度勾配という不均一があり、そのため、中心から熱を抽出することは業界の難問であり、それに対し、小さいセルの方が容易に解決できる。
また、小さいセルは金属シリンダパック(金属製負極)でも、熱の拡散も優れています。
市場には非常に多くの小さい円筒形セルが流通している原因は、大きなセルは、セルの中心から熱を抽出するという課題をうまく解決していないためであり、
信頼性が低い不均一性能の大きなセルの中心に、温度勾配があり、その難問はいまだに解決していません。
また、小さいセルの直列は外部電極に溶接に対して、大きなセルはその中心部に接続するので、熱性能は後者の方が明らかに優れています。


■りん酸鉄リチウムイオンバッテリーを安全にお取り扱いためのご注意事項
・水に入れないでください。
・バッテリーをの火またへーターの近くに置かないでください。
・火中に投げないように注意してください。爆発また発火の恐れがあります。
・ハンマーなどバッテリーに衝撃をかけないようにしてください。
・自らで分解また改造しないでください。

■りん酸鉄リチウムイオンバッテリーは「DC-ACインバーター」「チャージコントローラー」との相性問題
ここでは、「DC-ACインバーター」「チャージコントローラー」との相性問題を軸足にして、初心者の方にもわかりやすいように解説いたします。
■リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの電圧と実際の放電深度
※ここでは、4直列仕様(定格12.8V、40Ah=512Wh)の新品状態のリン酸鉄リチウムを基準として解説します。25.6V仕様の製品では「2倍」、51.2V仕様の製品では「4倍」にして各電圧値を読んでください。
全く充放電のない状況における電圧と放電深度
※充放電後「30分以上経過」したときの電圧値です。

上記数値を見ておわかりのとおり、放電深度が「70%」付近までは、非常に緩やかな放電特性カーブを持ちますが、その後も、放電深度が「90%~95%」となるまで、インバーターの低電圧保護遮断回路が動作することなく、また電圧降下も少なくAC出力を可能にしています。
鉛バッテリーでは、この放電深度70%付近では、すでにインバーターの保護回路が動作する「10.5V~11.0V」にまで電圧降下を起こしており、この段階でAC出力は停止します。
では、次に負荷出力中のバッテリー電圧と放電深度の関係を見てみましょう。
1/2C(約250W)連続負荷状況における電圧と放電深度
※負荷出力中のリアルタイム電圧値です。

上記数値を見ておわかりのとおり、1/2C、すなわち250Wもの放電がありながら、鉛バッテリーに比較して大きな電圧降下も見られることなく、放電深度「80%」付近に特徴的な電圧降下はあるものの、インバーターの低電圧保護遮断回路が動作するまで快適な放電ができることになります。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーと関連機器の相性問題
独立型のソーラー発電システムでは、みなさんもご存じのとおり、主な関連接続機器には「ソーラーパネル」「チャージコントローラー」「DC-ACインバーター」があります。
ソーラーパネルに関しましては、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーと直接接続することはありませんので、これ以外の接続機器の相性問題について解説いたします。
チャージコントローラーとの相性問題
一部の例外製品を除き、PWM制御チャージコントローラー、MPPT制御チャージコントローラーともに、機器自身が動作するためのセルフ電源を必要としますので、特にBMSが搭載されたリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(当社の一般製品)では、BMSの各種保護電圧閾値をチャージコントローラーの電気的仕様に適合させなくてはなりません。(※BMS非搭載の製品は、過放電、過充電による極端な進度による劣化が進み、メーカー期待寿命である「サイクル回数2,000回以上のときの容量維持率70%以上」は実現しません)
BMS基板には、過放電時、過充電時に一切の充放電をさせないための「リレー制御入出力遮断保護回路」が搭載されており、仮に低電圧時にリレー制御で遮断された場合、当然のことながらセルフ電源を必要とするチャージコントローラーは動作できず、すなわちソーラーパネルからの出力を要求できない状態となります。
また、過放電時、過充電時にかかわらず、保護遮断制御がされた場合、特に問題となるのが過放電時であり、リレー回路を復帰状態とするためには、外部の充電機器を使いBMSに設定された閾値までバッテリー電圧を手動で上昇させる必要が出てきます。
そのほかにも、一般に市販されているチャージコントローラーでは、満充電にできない製品もありますので注意が必要です。
DC-ACインバーターとの相性問題
最も注意が必要なのは、BMSの設定閾値に適合、対応した出力仕様(サージも含む)を持つインバーターとの組合せが必要です。
BMS非搭載のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーでは、過放電電流値の上限が制御されていないため、重大なバッテリー劣化、セル損傷を招くことになります。
当社のほとんどのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの最大出力は「1C」が上限としてBMSを設定してあり、その上限値を超える出力要求があれば、直ちにBMSが出力を遮断し、バッテリーの劣化、セルの損傷を保護する仕組みを持っています。

当社のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーのご購入を検討されていらっしゃる方は、誤った過放電を行わないためにも、「1C」以下のインバーターと組合せて使用されることをお勧めします。
※「1C」とは、たとえば定格電圧「12.8V、40Ah」(512Wh)のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーでは、このバッテリーを1時間で完全放電させる電力値、すなわち512W以下の出力性能を持つインバーターと組合せるという意味です。